【第10回料理レシピ本大賞<料理部門>入賞】『和食屋がこっそり教えるずるいほどに旨い鶏むねおかず』
株式会社主婦の友社が2022年11月に出版した『和食屋がこっそり教えるずるいほどに旨い鶏むねおかず』(笠原将弘著)は、この度発表された「第10回 料理レシピ本大賞」の<料理部門>にて入賞を受賞いたしました。
値ごろ感があって、低カロリー&高たんぱくで栄養価が高いけれど「パサつきやすい」「調理に手間がかかる」など、ほかの肉に比べて調理方法に少しだけコツが必要な「鶏むね肉」。
本書はその「鶏むね肉」について、大人気の和食料理人・笠原将弘さんが、肉の見極め方や扱い方、やわらかく食べられる切り方や保存方法まで網羅しながら、鶏むね肉で作ったとは思えないほど極上の一皿を厳選の66レシピで紹介した一冊です。
メイン料理から副菜、おつまみ、和食はもちろんのこと、洋風、中華、さらには世界の料理にも注目したレシピは豊富なレパートリーが魅力「今日は鶏むね肉を使おう!」とわざわざ買いに行きたくなるほど。ご家庭での「鶏むね肉」の登場回数が一気に増えること間違いなしです。
発売以降、「鶏むね肉」に特化した専門レシピ本にも関わらず、節約志向・健康志向といった人だけでなく、毎日のごはん作りに悩む人たちに支持され、現在までに累計発行部数は5万部を超えました。この度の受賞で、さらに多くの人たちに鶏むねおかずのおいしさをお伝えしてまいります。
本書の詳しい内容はこちら 発売時のプレスリリース
掲載料理一例
「焼く」「揚げる」「煮る・炊く」「炒める」「和食」「洋食」「中華」「エスニック」…、鶏むね肉のおいしさに驚く66レシピを掲載しています。
「鶏じゃが」
肉じゃがをむね肉でつくる鶏肉じゃが。肉に粉をはたけばパサつかずしっとり。身からはいだ皮を細切りにしていためるひと手間で旨みが濃厚になり、淡泊な鶏むねの肉じゃがを味わい深く。
「ミラノ風カツレツ」
4等分にななめ薄切りにした肉を厚さ1㎝以下るまで叩いて繊維を壊して柔らかく。衣を重ねづけすることで香ばしく仕上がる。あっさりした鶏むねも食べ応えが出て満足感あり。
「よだれ鶏」
中国を代表する人気の鶏料理。もも肉で作るお店も多いが、辛みのあるたれをひきたてるから、淡白なむね肉で作るのが好きだという笠原さん。
ほかにも、大きく焼いてしっとり仕上がる「照り焼きチキン」、鶏ももとしか思えないくらいジューシー!と誰もが驚いた「チキンカツ」、鶏むねひき肉でとる極上のスープ、コスパ最強の鶏むねつまみなど、プロの技で段違いの旨さのレシピがいっぱいです。
笠原将弘さん 受賞ミニインタビュー
Q、料理レシピ本大賞 料理部門・入賞おめでとうございます。受賞のご感想をお聞かせください。
A、大好きな鶏むね肉の料理で受賞できて本当にうれしいです。実家が焼き鳥屋で本当に良かった。
Q、本書の前書きに「数えきれないほどの鶏料理を作ってきたが、最近その魅力にとりつかれ、いちばん夢中になっているのがむね肉だ」とありました。まるごと一冊「鶏むね肉」のレシピ本を作ってみて、読者に伝えたいことや、笠原さんが考える鶏むね肉の魅力を教えてください。
A、鶏むね肉は、低カロリーで高たんぱく質。旨みも強いです。どんな調理法も受けいれるふところの深さがあって、和、洋、中、エスニックと、どんなジャンルの料理にも使える食材だということです。手に入りやすくてコスパも良いですね。上手に調理すれば本当にすごい食材で、料理人にとっても腕が試されると思います。
Q、鶏むね肉料理のレパートリーは3万を超えるそうですね。そこからこの本のために66点に絞り込んだポイントはなんでしょうか?
A、家庭での作りやすさと毎日でも飽きないバリエーションを考えて選びました。
Q、本書の中から、まず作ってほしい3つのレシピはなんですか?理由も教えてください。
A、
①塩糖水漬け(P60掲載)
「鶏むね肉をおいしくするのに本当に効果的な方法だと思います」
②しっとり照り焼きチキン(P22掲載)
「たぶん、みんな大好きな味だと思うので。鶏むね肉の焼き方の練習にもなります」
③しょうが焼き(P32掲載)
「豚肉よりこっちのほうがおいしいんじゃないかと最近思います。薄切りにしやすい鶏むね肉の良さも活かせる一品です」
受賞にあたり書店員さんからコメントをいただきました ※順不同
■物価高の救世主、鶏むねのレシピがぎっしりな一冊。鶏むねがこんなに美味しくなるなんて凄い。(ブックスミスミ オプシア/源川美穂様)
■さすがの笠原さんといった感じです。当店スタッフがこの本の前を通るたびおなかが減ると言っていました。(株式会社大垣書店/重田真幸様)
■パサつきがちな鶏むねを、とてもおいしくしてくれるレシピが沢山のっていて、いまのたんぱく質を摂るブームと重なり、大変お客様に好評です。 (枚方蔦屋書店/白石宏美様)
■筋トレをされている方、「鶏むね」が気になる方等々、とにかくこの美味しそうな表紙に吸い寄せられます。(紀伊國屋書店アミュプラザおおいた店/中浦留美様)
著者プロフィール
笠原将弘(カサハラマサヒロ)
東京・恵比寿にある日本料理店「賛否両論」店主。1972年東京生まれ。高校卒業後「正月屋吉兆」で9年間修業したのち、父の死をきっかけに武蔵小山にある実家の焼き鳥店「とり将」を継ぐ。2004年に自身の店「賛否両論」をオープンし、瞬く間に予約の取れない人気店として話題になる。直営店として2013年に名古屋店、2019年に金沢店もを開店。手がける料理レシピ本の人気も高く、著書累計は100万部を超える。
書誌情報
タイトル:和食屋がこっそり教える ずるいほどに旨い鶏むねおかず
著者:笠原将弘
定価:1496円(税込)
発売日:2022年11月17日(木)
サイズ、ページ数:B5判/96ページ
発行:主婦の友社
ISBN:978-4-07-452989-6
電子書籍もあり
CONTENTS
[第1章]家族が好きな鶏むねそうざい
[第2章]旅先で見つけた世界の鶏むね料理
[第3章]鶏むね肉を保存する、使いきる
[第4章]鶏むね肉の極上つまみ
[第5章]鶏むねの一点豪華めし
◎鶏むね肉の特性を知り尽くす
◎切る、旨ゆで鶏を作る、保存する etc.